鳥取1泊2日の旅。宿泊先に選んだのは「世界屈指のラドン温泉(ラジウム温泉)」として有名な三朝温泉の旅館。旅館の楽しみと言えば「温泉&料理」。料理自慢という旅館『旬彩の宿 いわゆ』に宿泊してきました♪
三朝温泉 旬彩の宿 いわゆ
全9室、三朝温泉の隠れ和宿。
温泉は世界屈指のラドン泉(ラジウム泉)を源泉かけ流し、夕食は職人の技が光る絶品会席が楽しめる旅館。
住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝942
電話番号:0858-43-0124
総客室数:9室
チェックイン:15:00~ / チェックアウト:~10:00
「旬彩の宿 いわゆ」宿泊記
久々の山陰。鳥取1泊2日の旅行を楽しんできました!
▼鳥取旅行の紹介記事はこちら
旅行の楽しみの一つがお宿。
「いわゆ」さんを選んだ理由は、2019年5月11日放送『朝だ!生です旅サラダ』の“ゲストの旅”で紹介されたこと。松田美由紀さんが毎年おせち料理を注文している、ということで料理は絶対美味しいはず!期待を胸を膨らませ宿泊してきました♪
チェックイン
15:00~チェックインできますが、少し遅れて15:30頃に旅館に到着。
車で行ったのですが、三朝温泉街の道路は道幅がすっごく狭いところが多くて運転が大変。
お店の人が荷物を降ろしていたりして通行止めだったり(^^;
道が狭いので仕方ないです。焦らず待ちましょう♪
カーナビを頼りに細い道を走っていくと旅館に到着。旅館の前が駐車場になっていますが、3台分くらいしか停められません。
すでに駐車場は一杯。
「どうしよう?」
どうしていいか分からなかったので、とりあえず道の端に寄せて停車し、旅館の人に尋ねてみることに。
フロントで尋ねてみると、県道273号に出たところに「三朝温泉多目的駐車場」があるのでそちらに停めてくださいとのこと。
≫ 「三朝温泉多目的駐車場」へのアクセスはこちら
「三朝温泉多目的駐車場」から旅館はそれ程遠くなく、荷物は先に預かってくれたのでストレスは無かったです。
旅館に戻ってチェックイン。
「文化10年11月20日 伊能忠敬 第八次測量隊(九州二次)ご休憩の宿」という看板が。歴史のある旅館です。
こちらがロビー。
小さいですがお庭もあります。
受付の際に「駐車券」と「車のキー」を預かってくれます。駐車場の料金は旅館の方が払ってくれたのかな?チェックアウト時には玄関先まで車を回してくれました。
チェックインを済ましたあとに、仲居さんの案内で部屋へ。
その途中、女性限定ですが「デザイン色浴衣」の貸出サービスが受けれます。
浴衣を選んだあと、大浴場など館内を簡単に案内してくれてから客室へ。
館内紹介
天然オンドル室
ロビー階、フロントの近くに地下スペースに「天然オンドル室」が設置されています。
オンドルとは「床下暖房」のことで、「いわゆ」では地下約2mを流れる天然温泉の地熱を利用しているそうです。地中からラドンを含む熱が室内に充満し、呼吸により吸入することで全身の細胞を刺激し活性化。免疫力や自然治癒力がアップするそうです。
室内の温度は、夏は45℃前後、冬は23~24℃前後になるとのこと。
かなり急なハシゴ階段。7段ですが、ちょっと怖いです(^^;
2人用かな?
あとで入ってみよう!と思っていたらすっかり忘れて帰ってきちゃいました…残念。
湯上り処
蔵をそのまま利用した休憩スペース。お風呂上りの冷水が用意されています。
もともとショットバーで使っていたのかな?お酒が並んでいましたが、今はただの休憩場所として使っているみたいです。
フリーWi-Fi
ロビーではフリーWi-Fiが利用できます。
客室まではWi-Fiの電波が届いておらず、残念ながら利用できませんでした。
客室紹介
今回宿泊したのはグレードUP客室「桜の間」。「露天風呂付き離れ」を除く、本館で一番広い部屋です。
メインの客室は10畳とゆったりできます。
客室のお風呂は、温泉ではなく普通のお湯が出るお風呂。トイレはちょっと狭いです(^^;
冷蔵庫にはビールやソフトドリンクが置いてあります。(有料) 空きスペースがあるので、持ち込んだドリンクを冷やすこともできます。
ベッドはなく、布団を敷いてもらうタイプです。
客室については、別ページにて詳しく紹介したいと思います。
大浴場
自家源泉を100%かけ流し。
泉質は「含放射能-ナトリウム・塩化物泉」。炭酸水素イオンもかなり豊富に含んでいるので美肌効果もあります。
三朝温泉といえば「世界屈指のラドン泉(ラジウム泉)」。
ラドンは浴用や飲用でも体内に吸収できますが、呼吸による「吸入」が一番効果的。微量な放射線を吸収することで身体に負荷がかかり免疫力がアップします。(ホルミシス効果)
男湯は2階、女湯は地下にあります。
男湯に比べて女湯はかなり狭いですが、浴室全体が地熱で温められホルミシス効果を得るのには適しています。
こちらが男湯↓
そしてこちらが女湯↓
温泉の温度はかなり高め。しかも「塩化物泉」なのでカラダの芯から温まり、保温効果も非常に高いです。
脱衣場には冷房設備がありますが、気を付けないと電源が入ってないことも…入浴前に冷房は必ずチェックしておいた方がいいです!冷房が効いてないと汗が止まらず、浴衣が着れません(^^;
夕食 旬菜料理
温泉で汗をたっぷりかいた後はお楽しみの夕食!湯上りのビールは最高です♪
夕食は別室にて。「梅の間」でいただきました。食事処はないみたいです。
「旬彩の宿 いわゆ」さんの夕食は、国家検定「日本料理 調理技能士」、厚生労働大臣認定「日本料理 専門調理師」、そして「庖匠師範」の称号を得ている板長が腕を振るってくれる「創作旬彩会席」。
先付から椀物、お刺身、肉料理などどれも絶品!
盛り付けも素晴らしく、演出もあったりで最初から最後まで大満足でした(^^♪
夕食については、別ページにて詳しく紹介したいと思います。
朝食
温泉宿に泊まったら、朝風呂は欠かせません。朝から温泉でいい汗をかいた後、朝食をいただきました。
その前にちょっとした問題が…
朝食の時間は「7:30」「8:00」「8:30」から選んでください、ということで「8:00」にお願いしていたのですが、「7:48」に用意ができたとの電話がありました。それはまだいいのですが、「お味噌汁とかが冷めてしまうのでお早目に」とのこと…
いや、それはちょっと違うかと。「8:00」に行けるよう準備をしていたので、12分前にいきなり「すぐどうぞ」と言われても無理です。指定の時間に合わせて用意しているし、特に朝の10分ってとっても大事。10分の差はかなり大きいです。
その旨を説明すると、ちゃんと席に着いてからお味噌汁なども用意してくれました。他のお客さんとの絡みもあったのかもしれませんが、朝は時間どおりにお願いしたいです(^^;
朝食も夕食と同じ「梅の間」にて。
「朝から超豪華」という旅館もありますが、「旬彩の宿 いわゆ」さんは普通の「旅館の朝食」って感じ。
「焼き魚」や「だし巻き玉子」「湯豆腐」など、どれも美味しくいただきました。
アツアツの湯豆腐、豆腐自体がとっても美味しい♪
特に「がんもどき」がお気に入り♪
温泉宿っぽい料理が「温泉粥」。三朝温泉の温泉は飲泉が可能なので料理にももちろん使えます。カラダに良さそうです(^^♪
朝はこれくらいがちょうどいいです。あまりボリュームたっぷりだと、お昼が食べれませんからね(^^;
チェックアウト
「三たび朝を迎えると元気になるといわれる三朝温泉」。
ホントは2~3泊くらいしたかったのですが、今回は温泉が肌に合うかのチェックも兼ねていたので名残惜しいですが1泊のみでチェックアウト。
三朝温泉はかなり肌に合っているので、今度来るときはちょっと長めに滞在してみたいと思います♪
ネット予約時に宿泊料金は支払い済みなので、夕食時に飲んだアルコールの代金のみを支払い。この場合、カードでの支払いはNGとのこと。
チェックアウトを終わった頃には、車は玄関先に。スタッフの方が駐車場から出してくれたみたいです。(駐車料金の請求は無し)
感想・まとめ
初の三朝温泉を満喫。最近ちょっと落ちてきたなぁと実感する「体力」や「免疫力」の回復を期待して世界屈指のラドン温泉に行ってみましたが、体に合ったのか、かなり効果を実感♪ 特に体調が悪くなると悪化しちゃうアトピーも改善されて大満足♪ お肌にはかなり合っていると実感できました!
ラドン温泉のホルミシス効果は「吸入」する方が効果的なので内風呂が理想的。ちゃんと泉質のことを理解した大浴場なのはいいのですが、それでもやっぱり開放的な露天風呂にも入りたいというのが率直な感想…欲張りすぎ、かな(^^;
料理が自慢の旅館ということで夕食はまさに真骨頂!山陰の食材をふんだんに使った創作会席料理はどれも絶品!盛り方、見せ方も上手で、大満足♪♪ こういう会席料理なら毎日でも食べたいな(^^♪
建物や設備はちょっと古め。窓の鍵が壊れていたり、細かい話ですがサッシなど見えにくい場所の清掃がちょっと行き届いてないところがあったりしたのがちょっと残念ポイント。温泉も湯治目的ならオススメですが、「大きなお風呂、開放的な露天風呂」を求める方には向いてないので注意です。露天風呂に入りたい場合は1日1組限定ですが「露天風呂付き離れ」があるのでそちらを利用するのもいいかも。