大阪の春の風物詩、造幣局の【桜の通り抜け】が今年も開催されます。先日、2017年の日程が発表されました。開催日程はもちろん、通り抜けの見どころや今年の花などについてご紹介します^^
寒かった冬ももうすぐ終わり。やっと少しずつ暖かくなってきましたね。東京では開花宣言もされ、桜の季節が近づいています。関西は3/27~30頃に開花、4/3~6頃には満開を迎える予想だそうです。
天気予報やニュースでこういう話題を聞いていると、今年のお花見はどこに行こう?とワクワクしてきますよね♪ 花見スポットといえば、大阪城公園や桜ノ宮、夙川の河川敷など様々ありますが、有名なのは造幣局の桜の通り抜け。100年以上前から、太平洋戦争中とその直後を除いて毎年行われているそうで、この「春の風物詩」も今年で131回目となります。
■ 開催日時
開催日程:
平成29年4月11日(火)~4月17日(月)7日間
開催時間:
平日/10:00~21:00
土曜日・日曜日/9:00~21:00
※日没後は「ぼんぼり」などでライトアップ。
※週末はかなり混雑するので平日の鑑賞がオススメ。
■ 交通アクセス
住所:大阪市北区天満1-1-79
交通アクセス:
地下鉄谷町線・京阪本線「天満橋」駅(京阪東口・2号出口)下車 徒歩約15分
JR東西線「大阪天満宮」駅(JR2号出口)下車 徒歩約15分
JR東西線「大阪城北詰」駅(3号出口)下車 徒歩約15分
※造幣局構内及び周辺には駐車場はありません
※期間中、造幣局周辺では交通規制が行われます
※自転車でのご入場はご遠慮ください
■ 桜の通り抜けの方法
造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行(距離約560メートル)
■ 桜情報
今年の桜は134品種350本。
「大手毬」「紅手毬」「養老桜」など珍しい品種も。今年は長崎県大村公園(玖島城跡)が発祥とされる「玖島桜(くしまざくら)」が新たに加わりました。
玖島桜:1本の木に咲く花の約半数が二段咲き。二段咲きとならない花は普賢象に似るが、花弁数は約40~50枚。
■ 今年の桜は?
通り抜けの桜に親しみを持ってもらうため、数多くの品種のうちから一種を「今年の花」として選んで紹介しています。
今年の花は「鬱金」(うこん)
▼ 鬱金(うこん)
古くから知られた桜。江戸時代に知恩院(京都市東山区)に植えられていたという。
樹姿は直立高木、花は淡い黄緑色。ショウガ科の「ウコン」の根の色に似ていることからこの名前が付けられたんだとか。
花弁数は10~15枚。
その他の桜の種類、写真や本数については「桜の通り抜け桜樹一覧表」をチェック!
▼桜樹一覧表
桜の通り抜け桜樹一覧表
■ 桜の通り抜けとは?
毎年恒例となっている造幣局の桜の通り抜け。
普段は予約制の工場見学以外、一般の人が入ることができない造幣局ですが、毎年4月中旬には造幣局構内の旧淀川沿い全長560mの通路を一般花見客のために1週間開放しています。
ちなみに・・・
≫≫ 工場見学についてはこちら
大半は遅咲きの八重桜で、日程は4月中旬。通常のお花見とは別にもう一度桜を楽しむことができますね♪
通り抜けが始まったのは明治16年(1883年)。当時の遠藤謹助局長の「局員だけの花見ではもったいない。市民とともに楽しもう」という提案により、構内の桜並木の一般開放が始まったんだとか。
『通り抜け』という名前の由来は、「表門から入り、造幣局構内を通って裏門へ抜ける」、文字どおり構内を通り抜けることから。
(情報:http://www.mint.go.jp/)
■ 造幣局からのお願い&ご案内
・造幣局構内及び周辺には駐車場はありません。
・公共の交通機関のご利用をお願いします。
・期間中、造幣局周辺では交通規制が行われます。
・会場内での飲食及び喫煙は禁止となっています。
・ペットの入場は禁止
・会場内での日傘、自撮り棒の使用は禁止
開催日程:平成29年4月11日(火)~4月17日(月)7日間
時間:平日/10:00~21:00、土曜日・日曜日/9:00~21:00
会場:大阪造幣局
住所:大阪府大阪市北区天満1丁目1−79
料金:無料
電話:050-5548-8686(3月10日~4月17日午前8時~午後9時)
地図・アクセスマップ
URL:http://www.mint.go.jp/enjoy/toorinuke/sakura_osaka_h29.html