フィギュアスケートの羽生結弦選手の活躍で一躍注目を浴びている神社があります。
神戸市東灘区にある『弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)』。
実は私、高校生の頃までその神社のすぐ近くに住んでいたんですが、この話題を聞いて懐かしくなり、久しぶりに行ってきました。
*2016年11月11日 関西テレビ「よ~いドン」で紹介されました
*2017年6月21日 関西テレビ「よ~いドン」で紹介されました
羽生結弦選手と名前の読み方(はにゅうゆずる)が似ていることや、羽生選手の「弦」と「羽」の2文字が入っていることからファンの間で話題になった『弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)』。羽生選手がソチ五輪の代表に決まってからは応援をするファンが多数参拝に訪れたり、オリンピックが終わってからは金メダルのお礼参りに訪れたりと、いつの間にか「ファンの聖地」となっているそうです。
なんと!ファンから贈られたお守りで『弓弦羽神社』の存在を知った羽生選手本人も、これまで2度参拝に訪れているんだそう。
▼羽生選手が弓弦羽神社に奉納した絵馬
(出典:http://www.kobe-np.co.jp/)
残念ながらこの絵馬は、神社が保管していて見ることができませんが、ファンのみんなの絵馬はすごい数!
外国人のファンからの絵馬も!
『弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)』の最寄駅は阪急電車「御影駅」。南改札口から出ます。
昔はひっそりとした神社だった印象があるのに、今や駅にもこんな案内が出てるんですね。
阪急御影駅南改札口。
駅から少し東に歩きます。
神社の手前には「御影荘」。
私が御影に住んでいた頃は毎年、高校野球の時期にどこかの県の代表が泊まりに来ていました。
●料理旅館「御影荘」
住所:兵庫県神戸市東灘区御影町郡家2-16-11
電話番号:078-851-7363
食べログは ≫≫ こちら
『弓弦羽神社』に到着。
緑が多くて気持ちいいですね♪
「市民の森」。幼いころは知りませんでした^^;
●手水舎
愛犬用水飲み場。これは昔はなかったはず^^;
ご朱印もばっちりいただきました^^
■『弓弦羽神社』とサッカーの御縁
▼御影石のサッカーボール
弓弦羽神社は1200年ほど前に熊野大神をお祀りしたのが始まり。
その熊野大社が神の使いとして祭る「八咫烏」。
日本神話の中で、八咫烏は神武天皇東征の際に険しい熊野の山を道案内して勝利に導いたとされたことから、「勝利の神」と信じられています。
その「八咫烏」、今は日本サッカー協会(JFA)のシンボルマークや日本代表のエンブレムにもなっています。
サッカー協会の八咫烏は3本目の足でサッカーボールをつかんでいますが、弓弦羽神社の八咫烏は弓弦から放たれた矢に乗って一直線に目標を向かう「導きの八咫烏」です。
また、弓弦羽神社のある「御影」は日本サッカーの発祥の地と行っても過言ではないとか。
阪神御影駅の北側、今の「御影クラッセ」と西側の御影中学校の所に【御影師範学校】がありました。師範学校とは学校の先生を養成する学校で、ここで日本初のサッカーチームができました。
(弓弦羽神社HPより)
2012年に六甲アイランドに拠点を移したINAC神戸レオネッサも2014年1月に必勝祈願の参拝に来たそうです。
○INAC神戸レオネッサのクラブハウス・練習場
神戸レディースフットボールセンター
末社「十二社」、松尾社について
●末社「十二社」
西暦1847年、それまで境内にあった諸末社を合せて相殿に新築し、何度か屋根の葺替えをしたが、現存の建物の中では神社で一番古い建物。
●松尾社
本宮は京都の嵐山にあり、古くより酒造りの守護神として酒造家の崇敬が篤い。御影は灘五郷の真ん中であり、現在も酒造会社が松尾講を組織し祭殿を奉仕している。
●力石
神社の境内に置かれたもので力量をためし、又は記念するために奉納したもの
神社の近くには美術館もあります。
●香雪美術館(こうせつびじゅつかん)
住所:兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1
電話番号:078-841-0652
HP:http://www.kosetsu-museum.or.jp/
■弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)
住所:兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目9−27
電話番号:078-851-7363
アクセス:阪急御影駅から南東へ徒歩5分、JR住吉駅から北西へ徒歩10分、阪神御影駅から北へ徒歩15分
HP:http://www.yuzuruha-jinja.jp/index.php
≫≫ 地図/アクセス