【LIFE】神戸市垂水区「BREADMAN（ブレッドマン）」

2023年4月8日放送の『LIFE～夢のカタチ～』で紹介されたのは、神戸市垂水区のパン屋さん『BREADMAN（ブレッドマン）』。父親が残した崩壊寸前のパン屋を再オープンさせたDJパン職人に密着！詳しい情報はこちら！

神戸市垂水区「BREADMAN（ブレッドマン）」

今もなお昭和の雰囲気が残る街、神戸市垂水。この垂水に昨年2022年12月、異色のベーカリーがオープン！その名も『BREADMAN（ブレッドマン）』。

ハード系の香ばしいパンを中心に、毎日40～50種類ものパンが並び、すでに行列になるほどの人気店となっています。

（出典：http://www.asahi.co.jp/life/）

パンを焼くのは店主である水野真吾さん。

（出典：http://www.asahi.co.jp/life/）

お店の看板商品は「チャバタ」。通常のパンは小麦100％に対して水70％ですが、水野さんは小麦より多い120％の水を使っています。そのため機械ではこねられず、手ごね。水分が多いので、中はモチモチを通り越してプルプル。そして外はサックサク。イタリアンのシェフが味の良さに驚き、お店で出すためにわざわざ買いに来るほどなんだそう。

（出典：http://www.asahi.co.jp/life/）

そして『BREADMAN（ブレッドマン）』では、17時以降「立ち呑みスタンド」に変身。パンをつまみに、ビールやワインを楽しめるとあって、若い女性や地元商店街の人々がよく飲みに集まります。

（出典：https://www.instagram.com/breadman_bakery/）

店主の水野さんにはもうひとつの顔が。それはなんと「クラブDJ」。神戸のイベントスペースなどでDJをしながら『BREADMAN（ブレッドマン）』のパンを販売しています。

水野さんは垂水で『欧風パン・クレセント』の職人の息子として生まれました。お店は食パンや素朴な菓子パンなどが並ぶ庶民的なお店。お父さんの夢は「息子にパン屋を継いでもらうこと」。しかし水野さんは19歳で上京。音楽フェスティバルの運営に携わりながらDJとなり「DJ BREADMAN」の名でアーティスト活動もしていました。しかし父が高齢となり、お店は8年前に閉店。水野さんはお店を継ぐ決心をします。

（出典：https://www.instagram.com/breadman_bakery/）

10年間、パン職人の修業をして、東京で結婚した奥さんと子どもと一緒に神戸に帰ってきた水野さん。しかし、お店は震災の影響もあって崩壊寸前。水野さんは働きながら資金を貯め、約2年かけてお店をリフォーム。開店へとこぎ着けたんだそう。体調を崩されていたお父さまも健康が快復し、喜ばれているんだとか。今後も楽しみですね♪

（出典：https://www.instagram.com/breadman_bakery/）

追記（2024/4/25）
＊『よ～いドン』人間国宝さんのコーナーでも紹介されました。

＊本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります

■LIFE（ライフ）～夢のカタチ～
ナレーション：佐々木蔵之介
土曜 11時00分～11時30分