【LIFE】和歌山県・雑賀崎の漁師食堂「うみまち食堂うらら」

2024年8月31日放送の『LIFE～夢のカタチ～』で紹介されたのは、和歌山県・雑賀崎の漁師食堂『うみまち食堂うらら』。詳しい情報はこちら！

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和歌山雑賀崎「うみまち食堂うらら」

山の斜面に家が建ち並ぶ景色がイタリアの世界遺産「アマルフィ」に似ていることから、『日本のアマルフィ』と呼ばれる和歌山市の景勝地、雑賀崎。

（出典：http://www.asahi.co.jp/life/）

雑賀崎は歴史ある漁師町。2023年3月、そんな漁師町にオシャレな食堂がオープンしました。それが『うみまち食堂うらら』。

お店を切り盛りしているのは、地元で代々漁師を営む池田佳祐さんと、妻の美紀さん。

ランチは目の前の海で獲れたての魚介を使ったお寿司のコース。太刀魚・甘鯛・ハモ・ヒラアジ・那智勝浦のマグロなど、新鮮な旬の魚のお寿司は大人気。

（出典：http://www.asahi.co.jp/life/）

観光客は予約制。お店のメインのお客さんは地元のおばあちゃんたちなんだそう。もともと、池田さん夫妻は、雑賀崎の一人暮らしのお年寄りが淋しくないように、みんなが集まる場所を作ろうとお店をオープンしたんだとか。常連のおばあちゃんたち、井戸端会議に花が咲いています^^

（出典：http://www.asahi.co.jp/life/）

池田佳祐さんは大学進学と共に雑賀崎を離れ、大学卒業後は医療系ベンチャーの営業職として、全国を駆け巡っていました。しかし、漁師の夢を諦められず、5年後に地元に戻ることに。そして、かつて漁業で発展した雑賀崎が、人口の減少・高齢化・空家の増加・後継者の不足など多くの問題を抱えている状況に危機感を覚え、生まれ育った町をもう一度活気がある町にしたいと立ち上がりました。

漁師として海に出ながら、古民家を改装したゲストハウス『新七屋（しんちや）』をスタート。漁師の仕事は天候に左右され、出漁できる日は年間１００日ほど。収入が不安定で専業漁師を廃業する人も。閑散期に収入を得る手段として、空き家を活用して体験宿泊してもらい、移住者も増やせたら、と考えたんだそう。