2022年1月15日放送の『LIFE~夢のカタチ~』で紹介されたのは、京都・錦市場の近くにある老舗旅館『京の宿 綿善旅館』。詳しい情報はこちら!
京の宿 綿善旅館
京都の台所、錦市場近くにある「京の宿 綿善旅館」。
(出典:楽天トラベル)
創業は天保元年(1830年)。190年の歴史がある老舗旅館です。四季を通じて多くの観光客や修学旅行生などに人気のお宿。
(出典:http://www.asahi.co.jp/life/)
京の台所「錦市場」は徒歩2分。京野菜・お漬物・お豆腐屋さんなど、いろんなお店がある「錦市場」。市場の中にある食事処で 季節の京野菜やおばんざいを食べるもよし、もちろん見て歩くだけでも楽しめます。
祇園・先斗町へは徒歩12分。四条駅からは徒歩8分。アクセスも良いので、円山・鴨川・高台寺・金閣寺…綿善旅館を拠点に京都を満喫できます。
今回番組に登場した女将さんの小野雅世さんは「綿善旅館」の七代目として生まれました。大学卒業後、銀行に就職し、結婚を機に退職。その後、最初はアルバイトとして旅館で働き始めたんだそう。
その時に感じたのが「改革」の必要性。日本一の旅館を目指そうと思った雅世さん、7年前に若女将に就任。早速改革に取り組みはじめました。これまでは客室係がお客さんのチェックアウト状況を確認するため、フロントと客室を何往復もしていたのを、モバイル端末を配布して情報をすぐに共有できるように変更するなど、昔からの慣習で行ってきたムダな作業を省き、仕事を効率化。他にも年間休日を増やすなど、従業員の待遇面でも改革を行ったんだそう。
しかし一昨年、コロナ禍により京都を訪れる人々は激減。宿も危機的状況に…。それでも雅世さんは、様々な工夫と試みでコロナ禍に立ち向かってきたんだそう。
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まず、旅館の板前さんが作るお弁当を販売。板前さんの仕事を確保して、取引先に少しでも食材を発注できるように検討。
また、学校が休校になって困っているお母さんのため、旅館の大広間を使って子供達を預かり、自習やオンライン学習させる「旅館で寺子屋」プロジェクトを実現。これは雅世さん自身も7歳と3歳のお子さんを育てる母親ならではのアイデア。
さらに「綿善」の味を全国へ届けたいと、ECサイトの立ち上げを目指し、料理長とのメニュー開発。
コロナ禍を乗り越えて旅館を未来へつなぐために、日々奮闘しています!
(出典:http://www.asahi.co.jp/life/)
住所:京都府京都市中京区井筒屋町413
電話番号:075-223-0111
総客室数:24室
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■LIFE(ライフ)~夢のカタチ~
ナレーション:佐々木蔵之介
土曜 11時00分~11時30分